ヒマラヤの未踏峰「ラジョダダ」に世界初登頂するまで その② きっかけ篇

大学2年生の頃、２人の山岳部の先輩が、ネパール・ヒマラヤ山脈のアイランドピークへの遠征を計画してくれた。

しかし、僕の頭の中はこんな感じ🔽

ネパール？　ヒマラヤ？　6000m？　氷河？　クレバス？　シェルパ？

ベースキャンプ？、、、

アイランドピークはエベレストの近くにある綺麗な独立峰で、経験のある竹内洋岳やウエリシュテックなんかは高所順応に使っている。

日本で2年間、雪山や岩山を登りこんできましたが、正直、初めてのヒマラヤに頭の中には？マークが沢山であった。

経験あるOBによる丁寧な指導や、ヒマラヤの中でも比較的簡単と言われ、情報も沢山出回っているアイランドピークという対象であったため、１度目のヒマラヤ登山は無事に終える事が出来た。

アイランドピークの山頂からの下山中、僕は「ヒマラヤも日本も山は山だな。景色やスケールは違えどやる事は同じ。もっと面白いことに挑戦できそうじゃないか。」と考えながら下山をしていた。

アイランドピークの遠征については是非、ほか記事でも書きたいので、ここでは割愛するが、この山が未踏峰ラジョダダへの最初の一歩となった事は間違いない。